サルサやサルサエアーなどのポリカーボネート製リモワでタイヤ直径50mmのマルチホイール用ハウジングです。
メンテナンスファスナーが付いている場合は、メンテナンスファスナーを開けると取り付けネジが見えますので、T20サイズのトルクスドライバーがあれば簡単に交換できます。
メンテナンスファスナーが無い場合は、縫い目をほどかないとハウジングにアクセスできませんので、格段に難しい作業となりますので注意が必要です。

50mmマルチホイール用に限らず、リモワ(rimowa)の部品のほとんどが、取付穴は単なる穴になっています。
リモワの純正ねじがタッピングネジになっているので、ねじを締め込むことで、雌ネジを刻みながら、リモワ本体にハウジングを固定します。

下の画像はリモワのサルサエアーですが、ケースの両側にメンテナンスファスナーがあります。

メンテナンスファスナーを開けると、奥のほうに、50mmマルチホイール用ハウジングを固定しているネジの頭が見えます。
トルクスネジやへクスローブと呼ばれている星形の凹みのあるT20サイズのネジですが、ホームセンター等でもドライバーやレンチを売っています。
用意したトルクスドライバーでネジを外すとハウジングが外れますので、交換します。

下の画像はRIMOWAサルサのビジネストローリーですが、片側にはメンテナンスファスナーがあります。

メンテナンスファスナーを開けると奥のほうにハウジングを固定しているへクスローブネジの頭が見えます。

もう片側のケースには、メンテナンスファスナーがありません。
こういった場合は、ハウジングを覆っている内装部分などの見えずらい個所の内装の縫い目をほどいてハウジングにアクセスし、ハウジングを交換し終わったら、縫い目部分を両面テープで貼り付けるといった作業になるでしょうか。
いずれにしてもメンテナンスファスナーの無い側の部品交換はちょっと面倒な作業となります。

rimowaパーツのお求めはジョイトレードオンラインでどうぞ

キャスターを固定しているシャフトは削れていませんか?
下の画像は50mmサイズのキャスターを使用したサルサのハウジングとキャスター部分です。
M4×25mmネジ仕様の50mmサイズキャスターですが、キャスターの下部分がかなり削れています。
画像を撮り忘れましたが、ネジもかなり削れており、頭が半分程度無くなっていました。

50mmキャスターを外してみると、シャフトが削れて樽のような形になっています。
シャフトは新品時はストレートな筒状をしていますので、かなり摩耗が進んでいます。
ここまで削れてくると横方向(水平方向)にキャスターを回転させたときにスムーズに回らなかったりします。
キャスターと一緒にハウジングの交換もされたほうが良い状態になっています。
