新型無段階テレスコープハンドルへの交換
古いリモワのテレスコープハンドルは、サイズにもよりますが、2段階だったり、3段階だったり、テレスコープハンドルを伸ばした時に固定する箇所が決まっていますが、新しいテレスコープハンドルは、無段階調整のものが増えています。
底ガード(ランナー)が付いているリモワ用テレスコープハンドルから、底ガードなしリモワ用の無段階テレスコープハンドルへ交換する際には、底ガードを固定するためにアダプターを使って、故障し使わなくなったテレスコープハンドルのパイプ下部をカットしたものをつなぎ合わせる必要があります。
テレスコープハンドルを取り付けるための加工作業
具体的な作業としてリモワの52サイズ用を例にすると、下記画像のようにテレスコープハンドルのアルミパイプをカットし、アダプターにも穴を開けます。
リモワのテレスコープハンドルに使われているアルミパイプは、厚さが1mm程度のうえに丸みを帯びていますので、穴をあける際にボール盤等のバイスに固定するのが結構大変な作業となります。
パイプをつぶさないように、慎重に固定したら、パイプの真上から底ガード固定部分の足が入るように7mm程度の穴を2か所ずつ開けていきます。
サイズによってアダプターの穴開け加工が不要であったり行う作業は若干異なりますが、上記のような作業で、ランナー付きリモワに付いていた段階的に固定されるテレスコープハンドルから無段階テレスコープハンドルへ交換できます。