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サルサ系のテレスコープハンドル固定穴付近のクラック補強修理

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2016年頃迄のサルサやサルサデラックス、リンボ等のポリカーボネート製リモワに付いていたテレスコープハンドルは、テレスコープハンドルのパイプ下部部分を外側からネジで固定するようになっていました。(ネジ固定式以前はブラインドリベットで固定されていました)

重い荷物を入れたままテレスコープハンドルを持ってスーツケースを頻繁に持ち上げたりすると、このテレスコープハンドル下部部分にはかなりの力がかかります。
年数が経過してくると、ネジを固定している丸くなった個所の周辺が割れてきます。(クラックが入ります)

2016年頃までのサルサ等ポリカ系リモワのテレハン下部の固定穴付近のクラック修理

上の画像の真ん中あたりにある左右2か所の〇部分がネジで固定されている部分です。

拡大すると、下の画像のように円形に凹んだ中に星形ねじの頭が見えています。

テレスコープハンドル上部にもネジで固定されている個所がありますが、上側の固定部分は樹脂製の為、上で力を受けきれくなってくると 主にハンドル下部のこの凹み部分で力を受けますので、ネジ頭周辺のポリカーボネイト素材部分が割れてきます。

テレスコープハンドル受け部分の修理(補強)

2016年頃までのサルサ等ポリカ系リモワのテレハン下部の固定穴付近のクラック修理

ひどくなると下の画像のような状態になってきます。最終的には丸く穴が開くことがあります。

サルサのテレスコープハンドル下部部分のクラック

こういった状態になると、テレスコープハンドルを縮めて押し込んでも最下段でロックしなくなってきます。

こういう状態になってしまった場合、ケースの内側だけでは補強できないので、外側にテレスコープハンドルを上下させたときの力を受ける部分を追加せざるをえません。
下の画像では、外側にプレートを追加して補強しています。
分かり易いようにアルミシルバーのまま画像を掲載していますが、実際には黒く塗装して修理完了となります。

下側が割れてくると次は上側がテレスコープハンドルのハウジングに沿った形で割れてきます。
テレスコープハンドル上部の割れ補強用部材は、入手できずに修理不可となってしまう場合があります。

上下どちらが先に割れてくるかはケースバイケースの場合もありますが、テレスコープハンドル下部の割れを見つけたら早めの補強をお勧めします。

2016年頃までのサルサ等ポリカ系リモワのテレハン下部の固定穴付近のクラック修理

下の画像は、サルサの黒に合わせて黒く塗装した様子です。
外側のプレートの違和感が大分薄れていると思います。
テレスコープハンドルも最下段に押し込んだ状態でしっかりロックするようになりました。

※テレスコープハンドル内部のロック機構が壊れているなど、テレスコープハンドル側に問題がある場合も多く、その場合は補強をしてもロックできない症状は直りません。

サルサのテレスコープハンドル下部の割れ補修

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